錯誤というヤツ。

「フェルトを細く切ったようなスエード風の紐」のことを
「革紐」と言って販売している方をデスネ、時々見かけるんデスガ…

スエードというのは、本革(レザー)を加工する手法や加工してできた物の名前です。

どんなに色合いが似ていても、本革でなければ「スエード調」「スエード風」のヒモであって
「革紐」ではありません。

「革紐なんだ!じゃあ丈夫だし、肌触りも悪くないよね?」
そう思って買って下さる方がいるかもしれない。

スエード調の紐はだいたいがナイロンです。
少しでも強めに引っ張ると、ブチッと音を立てて千切れます。

本革じゃそうそう滅多に起こらない現象です。
※何年も使って擦り切れ、亀裂が入っていたら本革だって切れますが
ポリウレタンと豚革、2つの引張強度を測定、平均とって比較すると豚革の方が遥かに上です。

本革紐は価格が高いです。
使用すれば原価が上がってしまうから、という理由で「スエード風」を選ぶのも選択肢の一つでしょう。

それはネ、いいんだけどネ。

曲がりなりにもお金をいただく身。
然るべき場所で販売し、訴求力を高めるべく素材について表記するというのなら、正しく表記する義務があります。
というか、間違ったこと書いちゃダメ。

「お宅で買った商品、革紐って書いてあったから買ったのに違ったじゃないの!!」って、言われるのはお店の方です。
その時に、お客様に謝ってくれるのもお店の方。
そしてそんなお店からの信用を失くす、可能性があるわけで。

使う素材についての知識はちゃんと持っときましょうね、って話デシタ。

小言小言。